◇ ウミネコ飛ぶ

「いいよ、いいよ、もっと飛べえ。」と私は目の前の光景にたまらんです。

ここに来れば簡単に撮れるってではないが、まずはウミネコがいるか、そして飛んでるシーンに、それもここって場所に、自分のイメージの場面待ち
なのえ綺麗に捉えようが、ブレようが構わない、私にはウミネコ自体を撮ることでなく”飛でいるウミネコ”の姿であった。

とは言え、実際は時折飛ぶくらいで、飛ぶのを待つ。それだって羽ばたきでなく、滑空の羽根を伸ばし時を撮りたいと思うのだが。「せっかくの好天、自粛解禁の撮影日和なんだし。」、他も色々撮りたいし、「いつでも撮れる」と移動したのだが、これが結構「この時だった」なんだよね。

とはいえ、私は空を滑空する姿にカッコ良さを感じて、今度生まれ変わったらウミネコかカモメだな思っているので、やっぱりしばしカメラを向けた。

向こうに見える粟島の山頂にアンテナなようなものが見えた、島を見る角度によって見える、見えないもあるのだろうが何十年相当に見ていて、
撮ってもいるのに、「ありゃあ?!」だった。
望遠でなく広角で撮ることが多いし、肉眼では見えずらかった、手前にいるウミネコをボカシて島を撮ることで、初めて島の山頂のアンテナが
見えたのかも、発見にウミネコさんに感謝でもあった。
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