◇ 三川・平等寺の平等ってなんだろう


2、3度訪れているとは思うだが、正直何年前か思い出せない、ただ平等寺の印象があるのは木に囲まれ鬱蒼として暗く、それがかえって
歴史を感じさせていたのだが、この開けたような明るい薬師堂風景に、「こうだったかなあ。」と思い出すが、期間が開いているのか思い出せない。

調べてみると、以前は薬師堂周りには何本も杉の木が並んでいたのが分り、「オレの知ってるのはこの頃。」だった。

逆に云えば、気づかないくらい訪れていないって事だった、現在の阿賀町平等寺ではなく市町村合併前は三川の平等寺だった。

茅葺の下に垂木が並び、茅葺の茅は傷んでいるように見えるが、その下のどっしりと垂木の並びに見事な造りだなあと感心した、
カメラを始めて色々場所、建物を撮るようになり、こんな目線も変わってきているけれど、若い者から言わせるとそれは、「歳」ってことでもある。


薬師堂を参拝して、お堂の縁板を歩いて一周すると、裏側はどことなく周りの樹々から光を吸収したかのようにお堂の板壁は緑色に見えた、
陽当たりの悪いお堂の裏側なので苔のようなカビなのかもしれなかったが、季節的に樹々の薄い若葉の葉っぱを通して、太陽の光の
透過光のようにも思えた。
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