◇ 雪原の鹿

ちょっとばかり、大きな鹿に見えたり。

雪のない季節には、何度来たことがある。
こんな光景で僕は、「ここは雪だな。」と思った。

しかし、ここは地形として海に近く、角田山・弥彦山が近いこともあり、雪は降っても積もるものの、同じ新潟市であっても市街地よりも雪は少ない、
だから雪の季節になると、僕は避暑地ならぬ避雪地を求めてこちらにくるくらいなので、僕がまたこの風景に出会えるのかは運次第かもわからない。

本日は満月の月夜だった、雪は残っているもの夜のウォーキングに出た、放射冷却で気温が下がっているせいもあり、雪の上のを歩くと
バリバリと小気味いい音を鳴らした。歩いていると向こうに人影、どうも犬の散歩らしく、そして立ち止まっていた。僕が近づて行くとその人も動いた。
どうも雪で歩道の歩ける所が限定的ですれ違える場所を計算し広々とした所で僕とすれ違うようなにしたらしい、そしてすれ違い様に犬は
僕から離れるような立ち位置してのすれ違い、とっさに「この人は頭いい人だなあ。」と思った、犬だって飼い主がいいのか吠えることなく
こちらに”おいこら~的に”近づき吠えることもない、犬は飼い主に似る、賢い飼い主なんだと雪道で思った。
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