冬来たりなば春遠からじ2.0 Daily 

A Day in the Life. ” there ” そこにある日常の光景 2代目。

Category: 情景・モノクロ  

◆ 海辺の堤防と波消しブロック

波消しブロック




波消しブロック突堤


海釣りを始めた頃、こんな浜辺の堤防で「やっぱり狙いは大物、スズキでしょう。」と立派な投げ竿を買ってひと月くらい週末に通った。
釣り餌にゴカイをわんさか付けて、ひょーいと投げ置き竿にして丸椅子のような出っぱりの所に座って一服していた。
「海はいいなあ。」と考えていたのか、仕事の事か、人生の事か、女の事か何を考えていたかはもう覚えてはいないのが、その時前に置いた竿先がピクリと動いた。
「来たかな!」とタバコをもうひと吸いしてからリールを巻いたらいいかと間を計っていたが、瞬間一気に釣り竿は海へと引っ張られ、
「新品の竿、リールが~。」と慌てくわえタバコ落とし竿を取りリールを巻いた。


沈んだ防波堤と波消しブロック


ぐぐぐーと引いてくる、そして重い、これはスズキだなあと引きの抵抗を楽しみつつ一気にリールを巻いたのだが、スズキ未経験の僕の頭の中で、
「ありゃ?スズキってこんな簡単にリールを巻いていいのだろうか?」と少し抵抗させて弱らせた方がいいじゃないかとラインの張りを緩めると、
「どうも~」という感じでスズキが水の中から顔を出したかと思うと針は外れて逃げて行った。
一瞬頭の中は白くなり、そして「くっそー!」と地面を踏んずけ、瞬間僕は”地団太を踏む”とは事ことか理解したのだが。

ともかく、そうかこれが「スズキのエラあらい」なのかとわかったが、初めて獲物のスズキだっただけに、「逃がした魚は大きい。」の意味を20数年たった今もも覚えている。

ともかくそれが海辺のこんな所だった。


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Comments
Edit
いや〜凄く分かります。
残っているのは竿を持っていた手の感触、ゴンゴンという魚の引きだけですね。
EditRe: kohさん こんにちは
小アジ程度なら記憶に残らんですが、スズキとなるとそれも当時初めてかかったスズキだっただけに
逃がした魚は大きかった、、、、、たぶん古い記憶なのでなんですがあれは1mはあったんだと ヾ(- -;) (笑) 
Editこんばんは 犬山にゃん太郎さん
コメント、ありがとうございます。

■「海辺の堤防と波消しブロック」の三枚目の作品がとても好きで、いつかはこう言う白と黒を出したいと思っています。


■会津と新潟から見た飯豊連峰は、まるで趣が違いますね。また、時間があったら新潟を散策してみたいです。
EditRe: aqua141さん こんにちは
同じ海ばっかりで飽きてきそうなんですが、幸いというか新潟県は海岸線が長いので
風景も色々、あそこを撮ってはこっち、カラーにモノクロと分けて撮れば2倍なります(^^ゞ

先日、そちらを攻めました山ひとつ越えた所ですが、初めて見る山間光景があり
興奮して撮りまくってました、会津はどこか僕にとっての原風景なのかもしれませんわ。
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